5kgオ-バ-の平目が釣れました

年の瀬の慌ただしい中、時間を作ってヒラメ釣りに出かけました。

この時期の平目は鰯を沢山食べるので、脂が乗り、俗に言う「寒ビラメ」になるからです。しかし冬の嵐の到来で、北西の強風が吹き、釣り場に向かう道中愛車のハンドルは風に取られる程だし、港は零下2度の気温で震える寒さでした。それでも船は、キ印のつく釣り人七人を乗せて定刻に大洗沖へ出港しました。30分程沖に出ていよいよ第1投、餌の活鰯を針に付けて、水深27Mの海底に仕掛けをおろし、神経を研ぎ澄ましてその時を待ちます。

船から大洗ゴルフ倶楽部の松林を見ながら、先日のプレ-を思い浮かべていた時、オモリが根に触れたのか「コン」と竿先が短く下がり元にもどりました。ひよとするとカサゴかマトウダイでも来たのかと竿を持って構えているとほどなくイワシの暴れる様子が伝わってきました。 「何か来る!」と期待に心をハズmセ手待っていると竿先がゆっくり海面に下がっていきました。 「今だ!」と合わせをくれると根掛かりのような重量感が有るので急いでリ-ルを巻くとどっしりとした感触があり、5M巻き上げて3M糸が出てなかなか上がってきません。船長から「あと何メ-タ-だ?」と聞かれても、「未だ20Mあり、上がらない」と返事をして、ハリス切れにならないように懸命にやり取りをし、ゆっくりと上げました。

5分程かけて水面まで巻き上げ、サメではないかと海面を覗き込むとザブトンのような大ビラメが顔を見せており、船長の上手なタモ捌きで無事釣り上げることができました。針をはずし、ク-ラ-に収めようと見ると、孫針は曲がって元の原形を留めておらず、親針がかろうじて上あごに掛かっていました。特大ク-ラ-に何とか収め意気揚揚と帰宅した次第です。

早速5枚におろし、ヒレは澄まし汁、アラは海鮮鍋、エンガワは刺身でいただきましたが、モチモチとした食感に上品な甘みがあり、堪能することができました。

今回の釣行が2008年の最後であり、ヒラメの記録更新を達成できた最高の納竿となりました。 海釣りの好きな方は連絡をください。都合が合えばご一緒しましょう。 コモクラブ 三宅孝博

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