STOP熱中症!!!水分補給をしっかりし​よう!

熱中症スライド1
こんにちは、トレーナーの一原です。
7月に入り、暑さも厳しくなってきました。

そこで今回は熱中症に関して皆さんにお話します。

熱中症って何?

熱中症は①体液の不足で起こる障害、②体温上昇で起こる障害の総称です。
高温の環境で運動を行うと体温が上がり、体温を下げるために発汗が起こります。
発汗で体液が失われると、水分の不足から栄養素、酸素、老廃物の出し入れが滞り、
電解質の不足から様々な障害が起こります。これが脱水症です。
さらに発汗が続き、体液が失われると身体は体液のそれ以上の喪失にブレーキをかけるために、
発汗にストップをかけます。すると発汗で体温が下げられなくなり、体温上昇で障害が起こります。
発汗による体温調節機構が維持できなくなると、脳や身体中の臓器にダメージが及びます。
どんな症状が出るの?

Ⅰ度 めまいや立ちくらみを自覚する・筋肉痛やこむら返り(脚がつる)がおこる。

Ⅱ度 頭痛、吐き気、嘔吐を認める。つかれやだるさといった全身倦怠感を自覚する。

Ⅲ度 意識障害を認める・けいれんが起こる・体温が高くなる

重症度別の対処法は?

Ⅰ度 涼しい、風通しの良い場所に移し足を上げて寝かせる・安静にしてカラダを冷やす。
           水分、塩分、糖分を補給する。
Ⅱ度 Ⅰ度の対応を持続する。誰かが必ず側で見守り、症状が改善しなければ病院移す。
           Ⅲ度へ悪化した場合も病院へ移す。

Ⅲ度 Ⅰ度、Ⅱ度の対応を継続する・すぐに救急車を呼び、病院へ移す。

適切な水分補給のポイント

『のどが渇いた!』と感じた時には脱水症状は始まっています。
15分から20分おきにこまめに水分補給をしましょう!

熱中症スライド6